Gumma_de_Sharoushiのブログ

群馬で社労士として開業をめざします。→開業しました。

苦手だった労働保険事務組合

昔勤めていた社労士事務所では、一人親方の労働保険加入のために某S/R/経/営/労/務/センターを利用していました(検索除けのためにスラッシュを挟んでいます)。

このセンターが私は苦手でした。

職員の中に、とても意地の悪い・・・苦手な方がいたからです。

そのセンターでは2名働いていて、一人はセンター長のおじさんでとても感じの良い方でした。もう一人は理事長より年配でベテランの事務職員の方で、本当にいろいろ仕事を知っていてすごいと思うのですが、あまり・・・なんていうか・・・そのう、感じがよくない方だったと思います(言葉を濁す)。

 

当時私がいた事務所では、そのセンターに行く用事があるときは、

 

まず車で事務所の前を素通り→事務所の中に感じの良いおじさんがいるかどうか確認→いることを確認したら、車をUターンして駐車→ようやくセンターに入る

 

・・・などということをしていました(おじさんがいなかったらあきらめて別の時間にまたトライ)。

 

なぜそこまでそのもう一人の方を避けていたかというと、あらゆる書類、あらゆる事務手続きにおいて、ミスがあっても教えてくれない、あろうことか、提出しに来たときに情け容赦なく返戻してくれたからです。

 

正直に言って、意地が悪かったと思います。

 

一方、たまたまそのベテランさんがいないときに感じの良いおじさんが対応してくれたときは、「あ、ハンコはここに押すんですよ」とか親切にいろいろ教えてくれました。

 

センター長なのに腰が低く、とても優しい方でした。

 

私も何度かそのセンターに行って手続きをとりましたが、とにかく行くときは入念にチェックし、何度も間違いがないか確認し、分からないことはあらかじめ過去の事例を調べてクリアにした状態で行きました。でないと、現場でいじめられるビシバシ指導を受けるからです。

 

幸い、おじさんが対応してくれることが多かったので、私は直接被害は受けていないのですが、電話では何度か不愉快なことがありましたので、正直言って二度とあのセンターとは関わりたくないと思っています。

 

今回なぜ私がこんなことを書いているかというと、労働保険未手続事業一掃事業に興味があり、推進員として登録したく、数年ぶりにかのセンターとかかわる機会があったからです。

 

国労働保険事務組合連合会の地元にある支部に問い合わせたところ、労働保険事務組合として登録していないと推進員になれないということが分かりました。

 

社労士事務所の場合、開業したばかりで事務組合になるのも無理ですから、すでに存在する事務組合に組合員として加入することになります。

 

はい。ここでつながりました。あの、過去にいろいろあったあのセンターさんにまた連絡をとらないといけないということです・・・orz

 

つ・・・つらい(/ω\)

 

覚悟して電話したところ、あっさり「あ、推進員はこの3月でやめたんですよね」と言われました。

 

なんと!

 

推進員をやめるなんていうことがあるんですか?!全国労働保険事務組合連合会が国から委託を行けている事業だというのに?それでいいのか・・・?

 

なんか、この時点でもうやる気をなくしました。

 

これまでに推薦した推進員はそのままで、あらたに推薦するのをやめたということなのか、そもそも推進員制度自体から手を引いたということなのか。なぜやめたのかとか、詳しいことは何も聞いていません。

 

電話の向こうであの苦手だった方が、電話対応している方に何か指示を出しているのが聞こえました。

 

ああ、今もご健在なのだなあと懐かしくなると同時に、どこまで労働保険事務組合としての利益を追求するところなのだなあと悲しい気持ちになりました。

 

労働保険事務組合は徴収率によって報奨金が決まりますので、徴収率に関係のない推進員なんてやってられないのかもな・・・と。

 

2人だけの事務組合ですから、やれることに限りがあるのかもしれませんが。

 

とにかく、この件はこれでおしまいとなりました。「わかりました。またご縁がありましたらお願いするかもしれません。そのときはよろしくお願いします」と言って電話は切りました。

 

がっかりすると同時に、ほっとする気持ちもありました。

 

よけいなストレスを抱えては、せっかく自営業になったのに、もったいないですから!

 

仕事を選べるのも自営業のよいところ!と割り切って、別の仕事を探そうと思います。