開業後いまだ顧問先ゼロ、受件ゼロ、売上ゼロでも焦っていないのはなぜか
引用しませんが、最近開業後顧問先がゼロ、受件ゼロ、売上ゼロだと嘆くツイートがありました。
開業したのは私と同じ4月のようです。
男性の方だったので、ご家族を養っていくプレッシャーがあるのかな?と思いました。
実は、私も開業から1か月経ちましたが顧問先はゼロ、受件ゼロ、売上ゼロです。
でも全然焦っていないし、のんびりと環境を整えている最中です。
多分、2年くらいはこの調子じゃないかな??
積極的に営業はまだ一度もしていません。
今後営業に出ることも考えていますが、今はまだそのときではないと思っています。
家族を養うプレッシャーがないからというのもありますが、そもそも開業したてですぐに顧客がつくなんて、ありえないと思っています。
むしろ、勤務社労士時代があまりにもきつかったので、開業後自分で何もかもを自由に決めていいという現在の状況を楽しんでいる最中です^^v
たくさん本を読むことができるし、プログラミングも好きなだけできるし、業界研究も好きなだけできます。
なんて自由なんだ・・・!と、毎日充実しています。
たまにセミナーに参加してみたり、図書館で文献をあさったり。楽しいです。
したくないのは、安い報酬で働くことです。だから、報酬は最初からちょっと高めに設定しました。
最初に安く設定し、その後顧客が増えて多忙になり、薄利多売を改めようとしても、途中で報酬をアップすることになるのでこれまでの経緯があるから、なかなか値上げ交渉ができないという先輩社労士さんの嘆きをたくさん聞いてきましたので。
料金が高い、安くしろという顧客には、最初からお仕事をお受けするつもりはありません。
強気?いいえ、勤務社労士時代、さんざん安い料金で業務をやってきましたので、もういい加減あきあきしているのです。
届出1件5000円でした。そのうち、3000円が事務所のもので、2000円が私の取り分でした(歩合制給与でした)。
1件2000円ということは、20万円稼ごうとするといったい何件処理しないといけないのでしょうね・・・・?
ちなみに、当時早朝6時出勤、21時退勤の毎日でした。
今考えても、あれはやるべきではなかったです。時間外労働が毎月100時間でした。家族を犠牲にして仕事に専念したけど、おかげで事務仕事には自信がついたけど、家族と過ごす貴重な時間を失ったと後悔しています。
36協定がない会社でしたので、残業代はゼロです。
そもそも代表が、36協定というものを知らなかったです。社労士なのに!
社労士というのは、なるべく若いとき開業すべきだなと思います。
顧客となる社長たちが、やはり気にしますからね。開業して何年だ!?と。
忘れもしない、社労士になって2年経過したときに、訪問先の社長に鼻で笑われました。3年目のペーペーが何を言っているんだって。
悔しくて仕方がなかったけど、年数は仕方ないです。いずれ、時間が解決します。
今ようやく5年目に突入しました。それでもまだ世間では駆け出しの扱いでしょうね。
開業して2年間は我慢のときだと思っています。3年目になれば(社労士になって7年目になる)、ようやく信頼を得られるのではないかと思っています。
それまでは、たとえ顧問先ゼロ、受件ゼロ、売上ゼロでも焦りません。雌伏の時だと思っています。
あと、開業までにお金貯めました。これが一番大きいです。贅沢はできないですが、精神的なゆとりになります。
アルバイトを細々とやっているのも精神的な余裕になっています。本当にわずかな収入ですが定収入があれば、貯金の目減りをゆっくりにすることができます。