コンビニでアルバイト【失敗編】
コンビニでアルバイト6日目です。この日は失敗しました。
前提
レジ操作が苦手です。
どこに何のボタンがあるか、ほとんど分かっていません。
アラートやレジが言葉を発することもあるのですが、店内は騒がしく、聞こえません。
何より、現金を触るのが怖いです。
幸い半自動レジなので、従業員がレジで現金にさわることはほとんどないのですが、お札残数が少なくなったときや、小銭残数が少なくなったときには、両替操作をする必要があります。
両替操作の際は、金庫から現金を出してくるのですが、事件はそのとき起こりました。
両替操作で換金
1円玉残数が少なくなりアラートが出ましたので、両替操作をしました。
無事両替が終わったと思ったところで、次のような画面がでました。
スキップか精算のボタンが現れました。
さて、私はこのときどちらを押せばよかったのでしょう?
正解は、スキップ。しかし、私は精算をおしてしまいました・・・・。
忙しいときにレジが1台使えない状態に
時刻にして12時24分でした。
近くのオフィスが昼休憩となり、お客さんがどっと増えていました。
それにともないレジも行列となるタイミングでした。
その一番忙しいときに、レジが精算に入ると、しばらくレジが使えなくなります。
もう一つのレジだけでお客さんをさばかないといけなくなるので、このタイミングでは精算ではなく、スキップを押すべきでした。
途方にくれました。
「分からなかったら聞いてください」はほんと何の役にも立たない
分からなかったらもちろん聞くのですが、そのときの私は分かっていないことが分かっていませんでした。
だから、そのときも聞くことはできずに、何も考えずに精算を押してしまいましたorz
いや、だって、スキップしたら、両替操作において不正なことでもしたかのような感じがしたのです。
普通、正規の手続き的には両替したら精算を押すものだと思いませんか?
・・・思わないかorz
いやーー、怒られた、怒られたorz
「分からなかったら聞いて!」と悲鳴のように怒られたのですが、申し訳ないと平謝るばかりです。
そのとき自分が何を分かっていなかったかを、怒られてはじめて知りました。
いつの間にか失敗をしていた
他にも、この日でなく、前回シフトに入ったときに、失敗していました。
前回、外のごみ袋の入れ替え作業をやったのですが、ごみ袋を取り換えるとき、二重にしないといけない(袋を2枚使う)ことを知らず、袋を1枚だけセットしました。
おかげで次のシフトの方がごみ袋を処理しようとしたら、水漏れが激しくて、ごみ箱の中が水浸しになってしまったそうです。
ごみ袋を二重にするなんて、知りませんでしたorz
これも、「分からなかったら聞いて」と言われましても、そもそもごみ袋が二重である必要があるかどうかを疑問に思わなかったので、聞きようがありませんでした。
もう一つ、知らないうちにしていた失敗があります。
レジで、無料券のレシートが発見されたらしいのですが、それをお客様に渡すことを知らずにいました。前回2枚ほど、レジに残っていたそうです。
これも、レジが「クーポン券が発見されました」と言ったのだそうですが、店内が騒がしく、全く聴き取れませんでした。
そもそもレジ前に透明のシートが垂れ下がっており、客側の音が聞こえにくいです。
難しいですね。
急げばよいのか丁寧にやってよいのか
あと困ったのが、慌てなくていいから丁寧にやって!と怒られたあとで、別の仕事で今度は、(あなたがもたもたしていると)こっちの待ちが発生するヨ!(だから急いで)と言われたことです。
混乱しました。
丁寧にやればよいのか、急げばよいのか?
何日か経った今なら分かるのですが、レジ接客は丁寧に、バックヤードでの検品作業は丁寧さよりもスピード重視ということなのかなあと思います。
しかし、言われたときは急ぐべきか丁寧にやるべきか、混乱しました。
コンビニでのアルバイトはものすごく忙しく、各時間細かくやることが決まっており、その合間にレジ接客が入り、正直言って慌てます。
自分はもうだいぶいい年なので、あまり動揺しないと思っていたのですが、今日の失敗はだいぶ心が折れました。
オーナーには、「こちらが言ったことはちゃんとやってくれていると思う。こちらが言っていないことでの失敗は仕方がない」というような優しいお言葉をいただき、少しだけ心が軽くなりましたが。
この先やっていけるのでしょうか。
なかなか前途は多難です。
ちなみに、夫に言ったら「やめな」の一言でした。
「社労士のバイトとしてコンビニってどうなのよ?行政協力とかの方がいいんじゃないの?」というのが彼の意見です。
行政協力ももちろん視野に入れているのですが、あれは倍率が高いのですヨ・・・。しかもいろいろクリアしないといけない条件があります。あらかじめ講習会に参加してあることとか、社労士賠償保険に加入していることとか、開業したての社労士がすぐにできるものではないと思っています。