アルバイトの面接に行ってきました。
本日はアルバイトの面接に行ってまいりました。
開業するはずなのに、なぜアルバイトかというと、
- 開業後数年は収入が安定しない
- 労働者の感覚を忘れたくない
という、2つの理由からです。
開業後しばらくはほとんど無収入となります。
「3年経ってもサラリーマン時代の収入には到達しない、おれは6年かかった」というようなお話を、先輩社労士から聞いたことがあります。
さすがに全くの無収入状態だと生活できませんので、社労士業とは別に、簡単なアルバイトをするつもりです。
一日3時間程度、週3日なら雇用保険もかかりませんし、ちょうどいいのかなと思っています。
アルバイトをする理由のもう一つは、労働者の感覚を忘れないため。
これはどういうことかというと、
開業準備を進めるにつれ、自分の意識がどんどん経営者寄りになっていくのが分かります。
これまでは分からなかった資金繰りの大変さや、経理の帳簿の難しさが、ひしひしと身に迫ってきます。
社長のために働く場合には役に立つ感覚だと思うのですが、一方で、労働者の感覚を忘れていくことに危機感を覚えます。
私は労働者側に立っても仕事をしたいからです。
労働者として働くことは、楽なことばかりではありません。
私はその感覚を覚えていたいと思います。
以前、労働者側社労士としてご活躍されている社労士さんが、アルバイトをちょくちょく入れているという話を聞きました。
社労士に関係したアルバイトでは全然なくて、引越作業員とかカフェ店員とかです。
それによって、社労士としては分からない、労働者としての大変さを思い出すようにしている、それが労働者側社労士として働くときにとても役に立っているとのことでした。
私もそれをまねしたいと思います。