終わりを意識すること
終わりを意識しながら仕事をしたいと思っています。
社労士過去問ランド
社労士過去問ランドというサイトがあります。
社労士試験の過去問が平成16年からずっと整理されているサイトでして、社労士の受験をするとき、ずいぶんお世話になりました。
今でもときどきふらりと立ち寄って、労基の一問一答をやったりしています^^
私にとっては故郷のようなサイトです。
このサイト、何がすごいって、社労士の過去問が全部無料なんです!
しかも多機能。
間違えた問題を簡単に検索し、正答するまで何度でも繰り返し解くことができます。このような機能は他のサイトにもありますが、一問一答に特化しているので、大変解きやすいインターフェースとなっています。
付箋機能や対戦機能など、他にも学習に役立つコンテンツがいっぱいあります。
サービス終了の規約
今日久しぶりに訪れて、気の付いたことがあります。
それは、このページです。
第6条(サービスの終了)
1 当サイトは、利用者に対し14日前までに通知を行うことにより各サービスを終了することができるものとします。
2 前項の各サービス終了の通知について、当サイトは、利用者及び閲覧者に対して当サイト内への掲示をもって行うものとします。
・・・とありまして、いつかサイトが閉じるときのことを意識していることが分かります。
Webmasterというニックネームでしか私は運営者のことを知りませんが、受験生のとき、サイトの運営の仕方や、質疑応答の仕方、掲示板での対応の仕方を見るに、運営者は相当優秀な方だと思います。
お一人で運営しているのかなあ?どうもそんな気がします。
私も、いつか社労士事務所を閉じるときのことを考えておきたいと思います。
まだ開業もしていないのにと思われるかもしれません。
しかし、終わりを意識することは大切です。
地方公務員時代の異動
地方公務員だったとき、3年で異動が宿命づけられていましたから、異動した先でまず始めるのが新しい職場での仕事を教えてもらうこと(引き継ぎ)でして、引き継ぎと同時に始めるのが、次の人への引き継ぎ書作成でした。
前任者から仕事を教えてもらいながら、同時に、3年後、次に自分の後にその仕事を担当することになる人のための引き継ぎ書を作成するのです。
3年後、異動が決まってから作成すればよいや!などと思ってはいけません。
なぜなら、公務員の辞令は3月25日に出るからです。
3月31日は「お世話になりました」と挨拶をし、翌4月1日は新しい部署に行くというのが、3年ごとのルーチンでした。
辞令から異動まで一週間足らずでしたので、みんなあらかじめ引き継ぎ書を作っておくのが当たり前でした。
引き継ぎ書を作成せず、あとから来た人が困っても知らんぷりという方も少なからずいました。しかし、ここではそういう残念な方は無視します。
開業するにあたっても終わりを意識する
私は開業するに当たり、いずれは顧客を持つことになると思います。
顧客と顧問契約をした場合、いずれは遅かれ早かれ顧問契約を解約するときが来るでしょう。
そのときに、慌てないようにしたいと思います。
普通は、こんなことは考えないのかもしれません。
でも、私はどうしても考えてしまうのです。
引き継がれた人が困らないようにしておきたいと思うのです。
どうせ契約が切れたら関係がないでしょうか?
いいえ、どうせなら、私と少しでも縁があったのであれば、少しでも前より良くなっていてほしいと思うのです。
たとえそれがお別れの時だとしても。
自分が廃業するときのことも考えておきたいと思います。
ある程度の期間を設け、目標を設定し、それがクリアできないようなら廃業するというような条件をつけておくつもりです。
そうしないと、たとえ開業後全くうまくいかなくても、だらだらと続けて非生産的なまま過ごすという不毛な事態になりそうだからです。